研究テーマ:障害者就労
2017年4月2日 学校・勉強私の大学院での研究テーマは障害者就労関係でした。
障害者就労関係で私が問題だと思っていることを
https://decoboco.jp/contents/13 で高機能自閉症当事者の宇樹 義子氏が書いています。
氏が事業所に体験入所した時、ブログに書いてあるような「障害特性に合わせた業務」をやっている中で
「私は一体何をやっているんだろう。なんのために?これが一体、世の中の誰の、なんの役に立っているの?」 という気持ちが沸き上がってきた。
という部分です。
障害者の巧緻性や障害特性に合わせて働けるようにする(上から目線的で嫌いな言い方ですが「障害者でもできるような作業を作る」)、ということは重要ですが、本人が楽しくもない(やっている意味がわからない)仕事ばかりやらせて、「あなたの仕事はそれしかありません」、というのは支援としていかがなものか、というのが、研究者目線での俺の疑問です。
本当は精神や発達障害者の友達が萎えてしまうのを見たくないだけだけど。
もちろん、重度障害者などのリハビリテーションといった文脈が入るとまた違うとは思いますが。また、このことを突き詰めていくと「仕事は楽しくやるもんじゃない」とかの仕事観の話になってしまうのであんまり深入りしませんが。
このことから「仕事ができる」が「仕事が楽しい」に直結するとは限らないと考えています。というか現場に入って実際に見てみるとそう思う。
障害者就労関係では、手作業、農業、清掃業務、カフェ店員、あとはアパレルショップのバックヤード業務(ユニクロなんかがそうです)などがありますが、こうした選択肢はなるべく多い方がいい、と考えています。(より選択肢が多い方が当事者のニーズに合わせやすい)
更に細分化するとレジ業務やサーブ、新人指導など色々業務が考えられます。
このことから、どうすれば障害のある当事者の職業上の業務の選択肢を拡大できるのか、そして支援者はそのために何ができるのか(職場、保護者、学校などへの要請や情報伝達など)、というのが俺の研究テーマです。
更に細かく言うと、その情報伝達の時に「この人はこういった業務を学校や職場でこういった支援付きでやってました。だからこういった仕事ができそうです」と伝えるものがあれば・・・と考えを元に修士論文を書きました。
そのことについてはまたどっかで書きまとめようと思います。
障害者就労関係で私が問題だと思っていることを
https://decoboco.jp/contents/13 で高機能自閉症当事者の宇樹 義子氏が書いています。
氏が事業所に体験入所した時、ブログに書いてあるような「障害特性に合わせた業務」をやっている中で
「私は一体何をやっているんだろう。なんのために?これが一体、世の中の誰の、なんの役に立っているの?」 という気持ちが沸き上がってきた。
という部分です。
障害者の巧緻性や障害特性に合わせて働けるようにする(上から目線的で嫌いな言い方ですが「障害者でもできるような作業を作る」)、ということは重要ですが、本人が楽しくもない(やっている意味がわからない)仕事ばかりやらせて、「あなたの仕事はそれしかありません」、というのは支援としていかがなものか、というのが、研究者目線での俺の疑問です。
本当は精神や発達障害者の友達が萎えてしまうのを見たくないだけだけど。
もちろん、重度障害者などのリハビリテーションといった文脈が入るとまた違うとは思いますが。また、このことを突き詰めていくと「仕事は楽しくやるもんじゃない」とかの仕事観の話になってしまうのであんまり深入りしませんが。
このことから「仕事ができる」が「仕事が楽しい」に直結するとは限らないと考えています。というか現場に入って実際に見てみるとそう思う。
障害者就労関係では、手作業、農業、清掃業務、カフェ店員、あとはアパレルショップのバックヤード業務(ユニクロなんかがそうです)などがありますが、こうした選択肢はなるべく多い方がいい、と考えています。(より選択肢が多い方が当事者のニーズに合わせやすい)
更に細分化するとレジ業務やサーブ、新人指導など色々業務が考えられます。
このことから、どうすれば障害のある当事者の職業上の業務の選択肢を拡大できるのか、そして支援者はそのために何ができるのか(職場、保護者、学校などへの要請や情報伝達など)、というのが俺の研究テーマです。
更に細かく言うと、その情報伝達の時に「この人はこういった業務を学校や職場でこういった支援付きでやってました。だからこういった仕事ができそうです」と伝えるものがあれば・・・と考えを元に修士論文を書きました。
そのことについてはまたどっかで書きまとめようと思います。
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