とまあ2ヶ月近くになりそうなんですが。色々考えさせられることも多いですね。

うちの施設は障害者の方も多くて、他の施設では受け入れ困難(下手すると門前払いをくらいかねない)なくらいに重い障害がある人も多くいます。

これまで、行く先々で障害のある人に出会ってきたこともあって、極端にギャップかあるわけじゃありませんが、それでも毎日驚くことは多いです。

とりあえず、大学、大学院とかで出会ったことのある人だと

・双極性障害(躁鬱が頻繁に入れ替わる。真横で突然怒鳴ったり泣き出したりするから結構ビビった)
・強迫神経症(一度手洗いを始めるとなん十分も続ける。トイレットペーパーで手をこするから手がボロボロになってる)
・軽度自閉症、統合失調症複合
・学習障害
・摂食障害
・知的障害
・ALS

とまあ、色々な人に会ってきましたが、やっぱり思うのは、

「どんな障害の人であっても他者から認められたり、誉められたりすると嬉しく感じる。達成感を感じる」
「自分なりの楽しみや趣味を持っている」

ある意味では、普通の人と変わらんと思ってます。

ただ、コミュニケーションの方法に癖があったりします。今いる施設の利用者にも、絵カードや予定表を使ってコミュニケーションを取る人がいます。

私の主観ですが、障害のある人というのは、ある意味「(日本人から見た)外国人」のようなものじゃないかと思います。

文化も違えば、趣味も違う、言葉も違う、しかし日本人と同じように喜怒哀楽があり、趣味や楽しさ、言葉を持っている、伝えたいという意思をもっている。

障害のある人との付き合い方で悩んでいる人の話をよく聞きますが、とどのつまり、写真カードだろうと手話だろうとお絵かきだろうと、お互いに意志疎通できるコミュニケーションツールさえあれば、そこまで障害のある人とのつきあいは難しくないんじゃないかと考えています(そのツールに到達するのが難しいというところもあるが)。

バーバルコミュニケーションのみでなんとかしようとすると、ものすごく難しいけど、コミュニケーションの視野を広げれば、障害のあるなしは関係なく意志疎通できるんじゃないかと思います。

業界の話だと、障害者法的雇用率(一定以上の社員をもつ会社は障害者を一定人数雇用する義務。履行しない場合、国から特別な請求書と改善勧告が来て、無視すると社名を全国公開される。逆に沢山雇用してるの国から報償金が出る)がまた上がる可能性が高いとのことで、より健常者と障害者の距離がより縮まる可能性が今後高くなると思います。

なんというか、コミュ障でクラスで孤立している生徒を先生が無理矢理班の席に入れて、「~くんも仲間に入れてあげなさい!先生怒るわよ!」という風景に似てる気がするが。

なんかどこかの誰かさんみたいだ...うっ頭が(幼少期のトラウマ)

多分まだまだ先の話になると思いますが、高齢者や障害者のケアだけでなく、いわゆる健常者と障害者をどう繋いでいくかを考え実践することが俺の今後の役目かなーと思います。

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